取り付け後の注意点
取り付け後の注意点

消毒剤の塩素がない分、お風呂場のカビは気になりませんか。

 
  贅沢な浄水風呂  

セントラル浄水器を使えば、飲み水の美味しさに満足される方も多いと思いますが、セントラル浄水器の醍醐味と言えば、なんといってもお風呂!

バスタブいっぱいの浄水を見るだけでも、何とも言えない贅沢感を味わえますが、ひとたび浄水風呂につかれば、その心地よさに虜になるはず。

刺激の強い塩素がないから、お湯が柔らかく感じます。
でも消毒剤の塩素がない分、お風呂場のカビは気になりますよね。

お風呂場のカビについて

セントラル浄水器を設置しても、お風呂場にカビは生えます。
セントラル浄水器を使ったからといってカビが生えにくくなる、生えないなんてことはありません。

逆に、セントラル浄水器を設置すると“お風呂にカビが増殖する” と誤解される方がいますが、そんなこともありません。
例え、水道水に塩素が入っていても、清潔に保たなければカビは生えるものですので、水道水でも同じことが言えます。

なぜ、水道水でもカビが生えてしまうのかというと、水道水に含まれる塩素は、皮膚や髪の毛のタンパク質と反応してしまい、塩素ではなくなります。つまり、殺菌効果はなくなってしまうということ。

「一番風呂はお父さんに」という家庭もあるかもしれませんが、この一番風呂が何よりもキツイ。
ジャブーンと入ったお風呂の中の塩素をひとり占めしちゃうんですから。
幸か不幸か、我が家では私が一番最後に入浴しています(笑)
風呂掃除を任されているので…とほほ。

風呂のカビを除去するための風呂用洗剤が販売されていたりCM で流れているのは、水道水でもカビるという証拠なのかもしれませんね。
塩素の除去には関係がなく、お掃除を怠ったり、不衛生にすればカビははえるものです。

そしてカビは、温度、水分、酸素、栄養素などの条件が揃うと、2~3日で目に見える塊になり、1週間もすれば、はびこってきます。
お風呂場などの水回りは、こまめに掃除して常に清潔に保ちましょう。

カビ掃除の漂白剤も、同じ塩素系

  お風呂のカビ

水道水にも塩素は含まれているのは、もちろんご存知ですよね。
で、カビ掃除に使われる漂白剤も塩素系・・・ということもご存知だと思います。

さきほど、水道水(に含まれる塩素)ではカビの繁殖は防げないとお伝えしましたが、塩素系の漂白剤でカビをやっつけるのはなぜでしょう?

それは、水道水だとカビが生えてしまう理由は、
・皮膚や髪の毛のタンパク質と反応してしまい、塩素ではなくなる
というのが一番の理由ですが、もう一つ
・水道水の塩素濃度程度では、カビをやっつけるには濃度が低すぎる
からなのです。

水道水に含まれる塩素濃度は0.1ppm※以上で高くても1ppm以下ぐらいになるように設定されています。濃度の高いハイタ―など漂白剤だと5%ほどの濃度があります。この濃度のものをカビにぶっかければ見事に漂泊してカビをやっつけてくれます。

※現在水道水の残留塩素の単位はmg/l(ミリグラムパーリットル)が使われています。ppm≒㎎/l

%(パーセント)とppm(パーツ・パー・ミリオン)という単位が出てきましたが、どれぐらい濃度が違うかというと5%の場合、ppmにすると50000ppmになります。
水道水に50000ppmほどの塩素が含まれていれば、カビも生えないかもしれませんが、水道水として成り立ちません。まあ飲めませんから、こんな塩素濃度の液体。

水道水に塩素が有ろうが無かろうが、お風呂場の掃除を怠ってはいけないということです。

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