セントラル浄水器にも、難点・デメリットはあるんでしょ!?
セントラル浄水器にも、難点・デメリットはあるんでしょ!?

セントラル浄水器を使うためには、設置工事が必要です。DIYしてはいけません!

 
  セントラル浄水器を使うためには、設置工事が必要です。  

セントラル浄水器の設置には、工事が必要となります。

この設置工事を自分でやりたいと思う方は多いと思いますが、セントラル浄水器の設置(DIY)には国家資格が必要になります。

簡単な蛇口の取替え等の作業には、資格は必要ありませんが、給水装置などの設置については、宅地内でも勝手にしてはいけない決まりがあるのです。

水道配管工事に必要な個人の資格としては、厚生労働省の管轄の給水装置工事主任技術者という国家資格が必要です。

蛇口型浄水器のようにDIYでは、取り付けられません。

残念ながら、国家資格をもっている専門の業者など、設置工事は限られたプロにしか行なうことが出来ないのです。

(手先が器用な方であれば、取付けは可能かと思います。しかし、水道配管に携わる工事は、国の決まりで定められた者しか行なう事ができませんので、注意が必要です。)

そのため、セントラル浄水器は、様々なメーカーから販売されていますが、販売するだけでなく設置工事(工事店のあっせんや仲介)まで行なっているメーカーがほとんどです。

また、設置工事費用も様々な価格が設定されています。
つまり、セントラル浄水器は設置工事はプロに任せるのが前提な商品です。

気になる設置費用のおはなし

DIYであれば、設置費用は少しですみますが、業者に依頼するとそういう訳にはいきませんね。やはり、費用はかかってきます。

では、いくらぐらいかかるのでしょうか。

セントラル浄水器の設置工事費用は概ね4万円から6万円ぐらいが相場です。あまりにも安い工事費を設定している所は、気を付けましょう。手抜き工事をされる危険性があります。

通常、プロの作業員を派遣し、1日がかりの工事を行なえば、かなりの金額がかかります。
「水のトラブル●●~♪」などを派遣したことがある方はご存知だと思いますが、プロを呼ぶとかなりお金がかかります。呼ぶだけで、お金をとられたりしますし、5分ぐらいの作業時間でもトータルで1万円とか請求されます。

これが良い悪いは別として、人を一人派遣して、作業を行なってもらうとそれなりに高額な費用が掛かるという事実をまず知っておきましょう。

そして、国家資格をもったプロの水道業者を1日派遣した場合、工賃(日給)が5千円、1万円で済むわけがありませんよね。

プロの時間給の相場は、最低でも1時間5千円です。逆にいうと、1時間5千円以上とれるのがプロです。アワーレートって考え方なんですが、作業時間1時間に対する工賃の設定という考え方です。

例えば、
● 工事が4時間かかれば、5000円×4 時間=2万円
工賃だけで2万円が必要って計算です。これは最低額です。普通はもっと高いですよ。

車の話を出すのはどうかとも思いますが、自動車ディーラーの修理工賃は、作業1時間当たり8000円とかで計算されています。そしてこれは来店型のお店の場合の話です。

現場に派遣する場合、つまり来てもらう場合は、出張費や交通費(高速代など)など別途必要になります。

それがプロが行なう場合の基本です。

はたして高いのか、設置費用

はたして高いのか、設置費用

浄水器の工事の話しに戻しますと、浄水器の設置工事の場合、配管部材やバルブなど、浄水器本体以外に複数の材料が必要になります。そして、意外と高いのが水道配管材料です。1個500円とかありますし、バルブに至っては1個4000円とか普通です。(知り合いの水道業者に聞きました)

セントラル浄水器の場合、最低でもバルブを3つは使います。これだけで12,000円とか掛かる計算です。

浄水器の設置工事にはこういった浄水器本体以外にも、材料が必要な場合が多くあります。そして、その材料代金などは、工事費に含まれているケースがほとんどではないでしょうか。

つまり、提示されている金額は、工事の工賃とそのほかに材料費が含まれていると言うことです。セントラル浄水器取付けに必要な材料をすべて揃えると、20,000 円ぐらいはかかるでしょう。

そして取付け工事にかかる時間は4~5時間ぐらいの時間が掛かります。

また、来店型ではないので、出張費や交通費など別途必要なりますので、普通に考えると5万円以上はかかってしまいます。

逆に、工事費が5万円以下だった場合、消費者の立場からすればうれしい限りですが、材料費がかかる事と人件費(工賃)&出張費や交通費を考えると、安い工事には安いなりの理由が存在します。

それは工事を安く上げようと考えた時、誰でもが思いつくことです。

『 手抜き・基準以下の安い材料を使う・中古材料の活用 』 この3つでしょう。

安すぎる工事代金には、裏が必ずありますから気を付けましょう。5~6万円以上が1つの目安です。

ただし、飛び込みの工事依頼(単発)の場合、セントラル浄水器を1台付けて頂く見積もりを取ると、10万円ぐらいの見積もりが出てくることが普通にあります。

なんのしがらみもない突然のお客さんでは、1回こっきりで、その後付き合いもありませんので、マイナスが絶対に出ないように割高に見積もられる場合があります

※工事屋さんを悪く書くつもりはないので、追記しておきます。
水道工事の場合、土を掘ってみないとどうなるかわからない場合が多く、見積もりの段階では、どんなことがあっても対応できるように、多少というかかなり大目に見積もっていることがあるようです。万が一、見積金額で工事ができないことが後でわかっても、追加で請求できないことが多いので、保険をか けているようです。この辺の考え方はリフォーム業者と一緒でしょう。 途中まで工事して、後は追加料金が必要ですとは言えませんからね。

お知り合いに水道事社の方がいらっしゃれば、安心かもしれませんが、『商品持ち込み』は、儲けが少ないので意外と嫌がられます。

と、ここまで工事費用に熱弁してしまったには、理由がありまして・・・。

セントラル浄水器を使い始めようと決心した当初は、何もわからなかったので、とにかく安ければいいと思い、使いはじめました(詳しくは「我が家の失敗談」でお伝えします)。
だけど、何度も失敗するうちに安さだけではないことに気が付いたのですが、、、、、設置費用に関してだけは理由がわかるまで納得がいかなかったのです。

“設置費用が5万円”なんて話を聞くと、私と同じように「高すぎるんじゃ」と思う方もいるかと思い、理由をお伝えいたしました。

理解した今では、設置費用2万~と記載しているメーカーさんは、足りない分を商品代金にのせているんじゃないかな、とさえ感じていますよ。

かくいう私も、結構DIYが好きなので、設置工事を試みようと思った一人なのですが、資格を持っているわけではないので、やむなく断念してプロにお任せすることにしました。お金はかかりますが、今となってはお任せしてよかったと心から思っています。

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