セントラル浄水器を導入した際の失敗談
セントラル浄水器を導入した際の失敗談

「我が家の失敗談」を、包み隠さずお伝えします。

 
  我が家の失敗談  

私はセントラル浄水器選びに失敗してしまいました。かなりの痛手です。
だからこそ知っていることを包み隠さずお伝えしたいと思います。セントラル浄水器選びにお役立てください。

我が家の失敗談

「どのセントラル浄水器も同じ」と、
簡単に考えていた私は・・・。

何度も失敗する羽目になってしまったのです。

たいして比較検討もせずに、安易に選んでしまった私が悪いのですが。

うちの息子は肌が弱く、お風呂に入ると体をかきむしっていました。
相当かゆかったようで、お風呂に入るのを嫌がっていました。

妻からは、そんな息子のために何か出来ることはないか?と相談されており、インターネットで調べた私はセントラル浄水器という、なぞの浄水器を発見。

何やら、暮らしの水をまるごと浄水にしてくれる強者だということで、すぐに購入を決めてしまいました。

あの時の私の選択基準は、「維持費は少ない」こと。息子のために購入時にかかるコスト負担は出せるけど、維持費はかけたくない、というのが本音。

だから、やってしまったのです。

1台目の活水器。

安易に維持費のない浄水器を選んでしまいました。浄水器と書きましたが、本当は活水器。当初、私は浄水器と活水器の区別がつかず、維持費のかからないセントラル浄水器だと思い込み、フィルター交換が永久に必要ないという活水器を選んでしまったのです。

活水器
営業の方に話を聞いたら
「セラミックや天然石が水を活性化させる。
活性化した水は、
カルキを分解したり体に有用なパワーがある」と
説明され、その気になってしまい・・・。

元付型活水器の購入価格は少しばかり高額でしたが、維持費が全くかからないと言うことで、長い目で見ればかなり得とシミュレーションされ、当時は大変得した気分だった。

ところが!

相変わらず塩素臭いし、何が変わったのかもわからない。
もちろん、息子だって何の変化もない。
妻は不満そうな目で私を見る。

後で知った信じたくない事実は、
「活水器は何も除去できない。パワー云々かんぬんはデマカセに近く、科学的根拠はない」ということでした。

とはいえ、高い金額(40万円程)していたので、すぐにはやめる勇気もなく・・・。
2年半程使ってしまいました。

そんな時、引っ越しをすることになり、、、これが契機!と言わんばかりに、活水器はやめて新居では維持費(フィルターカートリッジ)の安いセントラル浄水器に買い換えました。

2台目のセントラル浄水器。

さすがに“維持費がかからず効果がある”なんて、そんな都合の良い製品は無いということを身を持って勉強できたので、活水器を選ぶことはしなかったのですが、1台目の活水器を購入してから2年半ほどしか経っていなかったので、セントラル浄水器本体もフィルター代も安いものを探しました。

そして、またしても比較検討せずに安いってだけで飛びついてしまったのです。

プラスチックボディで輸入品の大型浄水器。

これはセントラル浄水器として作られたモノではなく、逆浸透膜浄水器のプレフィルターをセントラル浄水器として流用したものでした。
※プレフィルターとは、メインフィルターの前に付けるフィルターのこと

しかしそれでも効果は抜群。

なんといってもお風呂が違う。
息子もさほどかゆがらなくなった気もする。
そして冷やして飲んだら水がうまい。
先に購入した活水器はなんだったんだと思うぐらい、セントラル浄水器の効果を感じました。

プラスチック製
ただ、フィルターのもちが悪く
交換が半年に1度だったことと、
ステンレスと違って
プラスチックボディは傷むのが早くて・・・。

直射日光が当たる位置に取り付けたのもいけなかったのか、すぐに見た目が汚くなってしまい・・・、すこれには参りました。

シールがぼろぼろになり見た目を悪くしたのと、本体の色が青から水色に焼けて変色してしまうという悲しい結果に。

さらに言うと、本体に付いた小さなでっぱりに購入した専用の工具を引っかけて本体を外してフィルターを交換するのですが、本体がなかなか外れず、フィルター交換が毎回本当に大変で。(固いといういより引っかかりが少なすぎて外しにくかった)

半年毎というのも、かなり面倒くさかったですね。屋外取り付けの浄水器とはいえ、見た目も大事な要素だなとこの時に気が付きました。

このあたりから、少しずつ他のセントラル浄水器のリサーチをするようになり・・・
こうなると、もうボロボロになったセントラル浄水器では満足できなくなりました。いつか壊れるだろう・・・と、いやもう壊れているのかもしれない!?と。

そうなる前に、別のセントラル浄水器にすることに。金額的な負担は感じましたが、もっと良い製品を使いたい!という感情の方が勝ってしまいました。

3台目のセントラル浄水器。

今度は、見た目も良い新たなセントラル浄水器に変えました。

ステンレス製
ステンレスボディーの細くて
シャープなやつ。

これは、価格的にもまあまあ納得のいく値段で、満足度もまあまま良かったですね。

暮らしの水はすべて浄水になったし、浄水器本体もステンレスボディーだったから以前のプラスチック製のものよりも強い。

だけど、満足度はまあまあ。

ん?なぜ、まあまあ??

もう、ここまで来ると私もセントラル浄水器のヘビーユーザー。ちょっとやそっとのことでは満足いかない。息子のために・・・と思って探し出したセントラル浄水器でしたが、その時には、自分にかかる負担も減らしたい、とさらなる気持ちがふつふつと。。。

そう、あの面倒なフィルター交換が本当に嫌だったのです。

毎年私が注文して、交換作業までやらなければいけないし。妻からは「そろそろ交換時期じゃない?ちゃんと交換してね」という冷たいプレッシャーをかけられるし。

3台目のセントラル浄水器を購入する際には「フィルターカートリッジ式だからスポッと抜いて簡単に変えられます」と言われましたが、これがなかなか抜けない。フィルターにナットがついていたから、これを外すんだなと思い、ナットを外してフィルターカートリッジを引張ったら、カートリッジのプラスチックだけが取れてしまった。

メンテナンスが難しいセントラル浄水器

慌てて、プラスチック戻して、ナット締めて元に戻しましたが・・・

アレやコレやしているうちに何とかフィルターカートリッジが抜けて交換できましたが、この時ばかりは二度とやりたくないと思いましたね。

それから2回、こんな感じのフィルター交換が続き、、、ハッキリ言ってかなり面倒臭かった。

もうこんな思いをしたくない。
そんな気持ちが最高潮に達した時、またしても引越しをすることになったのです。

賃貸で住んでいたので、引っ越しの際には浄水器を外し、元通りに直さなければなりませんでした。業者の方を呼んで取り外してもらったら、だいぶ傷んでましたね。 外した時のねじ部分なんて見れたもんじゃない。まだ購入してから3年ぐらいしか経っていないのにねじ山は錆びてボロボロでした。(まさかの取外し費用と撤去費用がかかってしまいました。ただでさえ引っ越しでお金がかかる時に予定外の出費~!)

(後ほど分かったのですが、ステンレスと接続する継手は、かなりデリケートだそうで、接合する金属をきちんと選ばないと電食を起こしたりといろいろ不具合があるそうです。錆びてボロボロになった理由は、鋼管を使ったことが原因でしょうとのことでした。)

でもでも、これ幸い。

引っ越しを機に、このセントラル浄水器も変える決意をしました。
ただ、引っ越しやら何ならで忙しい時間が続き、新しいセントラル浄水器をなかなか取り付けることが出来ず、引越し後、しばらくはセントラル浄水器を付けずに生活していました。

しかし、一度セントラル浄水器で良い水がある生活をしてしまうと、もうとてもじゃないけど水道水の生活が耐えられない。息子はまたかゆそうにしているし、水は臭い。味は不味いし、風呂はプール臭が漂うし、髪の毛もゴワゴワ。

これはもう耐えられないと思い、次は以前から気になっていた、セントラル浄水器を使ってみる事にしました。

4台目のセントラル浄水器。

今度のは購入ナシ。
オール浄水システムの利用料を払って使うタイプ。

今までの不満を解消できるように、選んで選んで、悩みまくって決めました。

今まで散々悩まされたフィルターカートリッジ交換を業者が全部やってくれるサービスが付いている。だから自分でフィルター交換する必要もありませんし、フィルターを購入する手間もまったくないんです。これには感激!

また、送料とか気にしてフィルターを1度に何個も購入する、なんてわずらわしさもありません。

フィルター交換時だって立ち会わなくても(不在時でも)、業者の方がやっておいてくれるんです。

今までの苦労が一気に吹き飛びました。

しかも、前回セントラル浄水器の本体が錆びでボロボロになってしまったのを目のあたりにしていたので気になっていましたが・・・、例えセントラル浄水器本体が壊れても、交換してくれるサービスも付いている。浄水性能の無料保証まで付いているという優れもの。

だから、今もずっと愛用しています。

ここまで来るのに本当に遠回りしたけど、やっと理想的なセントラル浄水器に出逢えました。

何が一番の失敗だったか?

セントラル浄水器の失敗は選択基準が悪かったこと。
今だからこそ分かることですが、セントラル浄水器を使うということは、価格や性能以外にも気にしなければいけない大切なポイントが事があったのです。

もう、お気付きですね!

それになかなか気付かなかったことが、最大の失敗理由です。

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